整理整頓された空間をミニマリストが好む理由

ミニマリズム

おはようございます。ミニマリストの部屋って綺麗で整頓されているイメージです。

というか・・・、何もない部屋が多い(笑)

人によってはカーテンもない人や机や電気製品なども最低限のものしかそろえていないことが多いです。

なんでなんだろうと理由を考えてみました。

心理的安定感をもたらす

整理整頓された部屋は、見た目が清潔で整然としています。

このような環境は、心理的な安定感をもたらします。部屋が乱雑だと、心の中も乱れがちになりますが、整理された環境では心も安定しやすくなります。

これは人によって違うということもあるかと思いますが、あくまで一般的な理由です。

乱雑でものが多い環境で心を落ち着けることができる人もいるかもしれませんが、あくまで日常の生活の上で、ものが少ないと判断をする回数が減ります。

具体的には、朝起きて水分を取りたいなと思ったとき、冷蔵庫を開けて、ミネラルウォーターのほかにお茶・牛乳・コーヒーなどがあれば、それだけ判断の回数が増えます。

それを入れるコップを3つ持っていれば、また判断しなければなりません。

水分摂取という行為のほかにも、ある行為に紐づいたものが増えると、それだけ、判断する回数も増えて、心もその分だけ集中力が分散されてしまうことになります。

部屋が綺麗で片付いているということは、それだけ判断が少なく、集中力が生まれやすいと言えます。

集中力の向上

上記と同様な内容になりますが、整理された空間では、不必要な刺激や混乱がないために集中力が向上します。

集中できる環境が整うことで、仕事や勉強などに集中しやすくなります。

自分の目の前にある、対象がより少なく、より限定的であればあるほど、その目にしている対象への集中力は増します。

目の前に三個のボールが飛んできて、それを打ち返すことよりも、一個のボールを打ち返すほうが

打ち返しやすいというのと同じです。

捉えなければならない対象が広がると、自然、人間の意識も広がりますが 、その意識は散漫になります。

その状態を作り出そうとした結果、整理整頓された状態になっていくのではないかと思われます。

逆にその状態を作り出すと、集中力もつきやすいということではないかと思います。

自己肯定感の向上

整理整頓された部屋は、自分の生活環境を整えるという自己価値の認識を示します。

部屋の片付けや整理整頓は、自分自身を大切にする行動(自分が過ごしやすい環境を自分が整えるという意味で)であり、自己価値を高めることにつながります。

また自己管理や計画の実行に成功したという達成感ももたらします。

目標を設定し、それを達成することで、結果自己肯定感が高まります。

前向きな姿勢を育てる

整理整頓された状態を維持することも些細なことのように思えますが、常にその状態にしておくことは考えてみれば大変な労力を有するものです。

外から帰宅して、部屋が、机が、キッチンが片付いている。

朝起きて、洗面所やトイレが片付いている。

出かけるときに、玄関の靴が揃っている。家の前が整然としている。

こういう状態が維持されていることは、自分の気持ちも上がりますし、やる気もでます。

その気持ちが場面、場面で維持されていくことの気持ちよさを知ってしまうと、

家だけでなく、自分がいる空間もそのようにしていきたいと考えてしまいます。

こういう態度が前向きな姿勢に見えてしまうことってないでしょうか?

まとめ

ミニマリストが単にモノを減らすことに意固地になっている人というのは偏見かもしれません(笑)

その本質は、自分のライフスタイルの質を、他者目線ではなく、あくまで自分目線で生活の質を高めていく行動の結果、整理整頓されているのではないかと考えます。

整理整頓された部屋で、心を満たされた前向きな心の状態でを維持しつつ、何か本当にやりたいことを

集中してできることが、自分の人生のクオリティを高めることにつながるかもしれませんね。

明日も早起きします。

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