怒りという感情について

早起き

おはようございます。

本を見ていて下記のことわざに出合いました。

怒ることを知らないのは、愚かである。

しかし、怒ることを知ってよく忍ぶ者は、賢い。

イギリスの格言

とかく日々生きていると、様々なことに出合い、決断や処理を求められます。

その中で思い通りにならないことや、理不尽なことは自分の理想の形をもっている人ほど感じることが多いのではないかと思います。

最近怒れない・叱れないという人が多いというのを聞きます。

自分の感情を表に出すことが果たしていいかどうかは現在の状況ではためらわれることが多いというのが心情的にも理解できます。

ただ人間は感情をもっています。

あまりにも感情を押し殺してしまうと、バランスを崩し、心身に不調をきたしてしまいます。

ですので怒りという感情を自分の中で押し殺すのではなく、その感情があるということを認めて、表に出すか、出さないかは理性でコントロールするというのが、私はいいのではないかと思っています。

かつて自分の上司で、普段は温厚だが、月に数回激怒する方がいました。

今思うと、その原因はバラバラで共通項がなく、部下の人たちはいつ怒るか、ビクビクしながら仕事をしていました。

ただ、よく見てみると、事象に原因はないが、月内のある一定の期間だけ怒ることがわかってきました。

どうやら、月に数回怒る日を決めて、意識的に怒っていたようです(笑)

その方は自分のマネジメントの中にそれが必要と考えて、怒りの感情をうまく使用していたともいえる訳です。

それがいいとは言いませんが、同じ事象でも、感情と一体になってそれをするということと、

感情と行動を切り離して、それをするということは意味が違います。

それがうまくできるようになると、よく忍ぶことができるような気がしています。

自分の感情を受け入れて、それを認める。

押し殺すのではなく、できれば健康的な形で発散する。

そういうのをうまくやっていきたいですね。

本日もありがとうございました。

明日も早起きします。

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