ミニマリストの基本動作

ミニマリズム

おはようございます。

今日は少ないもので豊かさを追求するミニマリストを志向する際に、実践していることについて。

1増2減

何かを欲しいと思ったときに、そのまま購入していたら、物はどんどん普通に増えていきます。

お金があるとか、ないとかは関係ありません。

あるならあるなりに、ないならないなりにどんどん物は増えていきます。

お金持ちとは実はつつましく暮らしている人が多いとも言います。

ここは単純に考えると、

お金を使う→お金がなくなる

お金を使わない→お金がなくならない

ということになると思います。

ではお金を使わない、または極力使わないということはどういうことになるのか。

究極的にいけば、おそらく消費社会からの脱出か、価値観の大きな転換ということになるんでしょうが、

ほどよく現在の社会で生活していく、折あいをつけていくということが大事なんではないかと思います。

そこで1増2減。一つ増やそうと思ったら、2つ減らす。

このシンプルな法則でも、物は増えることはありません。

また物とのかかわりかたを考えなおす、いい機会になります。

加える前に何かで代用

物理的に物が増えなくとも、現在のもので代用できる場合があります。

コップや食器、服なんかは機能性のみを重視すれば、代用はいくらでも可能です。

買う前に今あるもので代用ができないかどうか。

それを考えると、物はふえません。

本などのデジタル化できるものだとかは、躊躇なくデジタルのものにシフトします。

使用頻度の少ないものなどは、代用ではなく、処分してしまいます。

考えてみれば、1か月に1回、1年に1回などの使用頻度のものはいくらでもあります。

そういうものを置き換える、または処分するだけでも、ものは随分と減っていきます。

こういう作業を繰り返していくと、購入するまえに、この購入するものが本当に必要かどうかということが、感覚的にわかってくるようになります。

違う種類を多くではなく、同じ種類を少なく

こういうことを書いていると、カレーはカレー専用の器で食べたほうが美味しいし、グラタンはグラタン専用の器で食べたほうが美味しい。

シンプルにすれば、彩が同時に失われるので、面白くないという意見を頂きます。

これについてはそのとおりだと思います。

私もカレーもグラタンもできるだけ美味しく頂きたいと思います。

ただこれは選択の問題ですので、自分が本当に充実した時間を使いたいと思うものには時間とお金をかける。

そうでもないものはシンプルにしていく。

そうすることで、本当に大切にしたいものに関して時間とお金をかけられるようになると私は思っています。

さっきの例えでいうならば、カレーやグラタンを1週間に1回は必ず食べることが、自分にとって大事なことならば、私もすごく高い、耐用性のあるデザインにも優れたいい専用食器を購入すると思います。

ですので、それ以外のことはできるだけシンプルに、悩む時間や選択する時間を節約するために、

服や靴下などは同じ種類を数着、仕事着も靴も機能性のみを考えて選ぶようにしています。

これは自分が本当に使いたいものや時間に集中するためと言えます。

塵も積もれば山となる

という言葉のとおり、積み重ねこそがトータルでは大きな価値になると思うからです。

節約ではなく価値観の転換

ミニマリストというと、ただの節約家というイメージもあるかもしれません。

私は、自分が本当に価値を感じるものに時間やお金を使うために、している行動の1パターンだと考えています。

シンプルに暮らすことに充実感を感じるからそのようにしているという人もいるかもしれません。

ただいろいろ経験していくと、あまりにも自分にとって無駄だと思うことに時間を使っていたり、

また時間を浪費させられていたりすることが、世の中には本当にたくさんあります。

そういうことに気づいたときに、こういう行動をとるようになるのかもしれません。

自分の本当の求めていることを問いかける

日々生きていて、こんなにも便利になっているのに、なんでこんなに忙しいんだと考えることってないでしょうか?

テクノロジーが進化して、現代の人はあらゆることを手軽に消費でき、やることが増えています。

またそのどれもある程度の充足感を得られることで、やることは増えていき、またそれらをやるために、労働時間も増えていっています。

消費→労働、消費→労働、消費→労働、または消費→消費→消費の人、または労働→労働→労働の人もいらっしゃるかもしれません。

そんな自分の毎日のサイクルを考えたときに、このミニマリストという価値観は、1つの救いになっているかと思います。

自分が生まれてきて、本当にやりたこと、本当に求めていることは何だろうということを問いかけるよい機会になります。

本日もありがとうございました。

明日も早起きします。

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